昨年度から調理実習はnewバージョンで取り組んでいます。事前に動画で調理方法を確認します。そして、1回目はスタッフ指導のもと調理、2回目は改善点を話し合った上で再度自分で調理を行います。
また、これまでマニュアル通りに調理する練習をしましたが、現在は、自分の舌で味付けの確認をして、「自分で考える」ことを大切にしています。また各自一人分の分量を確認して作るので、ぜひ自宅でも同じように挑戦してみてほしいと思います。
就労移行の訓練の中で、ネジ袋入れ・計量というものがあります。
ネジの種類・袋の種類・個数・グラム数、それぞれ書かれた紙を、クジ引きの形式で
選び、選んだ内容をそれぞれ訓練シートに記入します。
この作業の目的は・・・
①計量器を使用し、数字の見方を練習する。
②決められた重さ、個数を間違えずに準備する。→セルフチェックの意識向上。
③袋の大きさに合わせた、手先の使い方を練習する。
利用者さんの中には、小数点が苦手な方がおられ、そういう方には、画像のような小数点が記載された補助用紙を使って練習する事があります。
不得意な事は、それを補う補助具を使って練習し、出来る事を増やしていけるように
訓練では工夫し取り入れています。
今年度から、外部からボランティアの方に来所頂き、毎月1度ですが
5~6名(今年から参加希望者を優先)対象に、アートセラピーを開催しています。
毎回始めにやって頂く事は、新聞紙に書道の小筆と墨を使い、一筆書きのような線を自由に描くことで筆習をします。
2月のアートセラピーでは初めて、線ではなく顔を描くをテーマに、新聞紙で筆ならしの大きな顔を描き、
次は画用紙の半分のサイズ→絵葉書サイズと、紙がどんどん小さくなっていく中で、沢山の顔を描いてくださいました。
紙が小さくなればなるほど、筆の使い方も工夫しないといけません。
集中力が必要になってきます。
自分の描きたい絵に集中する人、少し疲れが出て集中が切れた人がいましたが、
参加者全員が、最後まで描き続けることが出来ました。
描かれた絵は不思議と、描いた人にそっくりの顔が多かったです。
毎月アートセラピーを楽しみにして下さっている利用者さんもいます。
来月はどんなテーマになるでしょうね。
コロナの緊急事態宣言中、調理実習も控えていたときの企画です。
職員2名がそれぞれ唐揚げ店とハンバーグ店のテイクアウト商品のプレゼンテーションをし、聞いた人がどちらのお店で買いたいかを選び、多い方がプレゼンの勝者となります。利用者さんにとっては自分で決めたり、予約の電話をする練習です。唐揚げ店が勝利しましたが、最終的には皆さん自分が手を挙げたお店で食べたいものを食べてもらいました。次は利用者さん自身のプレゼンの訓練も取り入れていきたいと思います。
今回は就労移行で取り組んでいる模擬面接の取り組みを紹介します。
就労移行を利用し、求職活動を目指されている方の訓練として、毎年模擬面接を行なっています。面接管はレジスタの職員だけではなく、外部の支援機関の方々にも協力して頂き、本番を想定して利用者の方々にも参加してもらっています。
事前に応募する求人条件を考え、履歴書の作成をしたうえで当日を迎えます。初めて参加される方の中には、当日前から緊張で不安になられる方もいてますが、貴重な経験に繋げてもらえるよう、職員側もしっかりサポートしていきたいと思います。
今回は第三土曜日の内容について紹介します。
コロナ禍の影響もあり、2月は現利用者のみの参加となりましたが、今回は身近な地域にあるスイーツ巡りと題し、レジスタの場所から歩いて行けるお店をリストアップし、利用者さんに選択してもらい自分のお小遣いで、自由に好きなスイーツを購入してもらいました。
今までお店の名前は知ってたけど、「初めてお店に入り購入しました」と話す方や、「自分の分だけではなく、家族の分もお土産に購入しました」と話される方も多く、同行したスタッフも含めて非常に楽しい一日となりました。
今回は第三土曜日の内容について紹介します。
レジスタで新たに取り組んでいる『モルック』、皆さんはご存じでしょうか?
詳しいルールや内容は下記リンクを参照にしてください。
レジスタでも前回行なった際に、OB、利用者から好評だった為、早速第二回モルック大会を行いました。
外で行なう競技でしたが、この日は非常に寒く、風も冷たいコンディションでしたが、皆さん関係なく、競技を楽しまれる姿が見られていました。
運動が得意苦手関係なく、楽しめるスポーツなので、是非おススメです☆
就労先の会社の方のお話しです。
仕事を伝える側に障がいについて思い込みがある可能性を常に意識し、障がいがある人のありのままの姿を捉えて関わることで、ご本人がのびのび成長する可能性は大いにひらけます。周囲がご本人とかかわるうえで大切にしたい心構えを学びました。
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Rさんはもうすぐ1年になりますがとても真面目に働いてくれています
仕事の内容はお掃除が中心です
施設へのボランティアカットは20年前から続けていますが
雇用したことがなく長年の目標でした
1企業としての役目ですからね
雇用してみて分かったことが沢山あります
最初は何もできないのではないかと恐る恐る仕事をしてもらっていました
そんな僕の姿勢のせいでできないことが当たり前になってしまって
できなくてもしかたないからいいのだと思っていました
しかしそれは間違いでした
できないのではなくどこまでするのかが分からないのです
僕が勝手にここまでしかできないと思い込んでいました
社内でのいろいろな試行錯誤を事務所メンバーと模索しながら
就労サポートの方にも協力して頂いて
だんだんと接し方や指導の仕方が見えてきて
今は最初に比べると段違いにレベルが上がってきました
それでもまだまだできると思いますので
プロレベルまでなってほしいと思っています
将来は社内で一番掃除ができる人になることが目標です
今世の中はコロナで環境が変わって精神的に落ち込んでいる人が多いですが
Rさんはずっと変わらずいつも元気です
受け入れ当初は接し方がわからず甘えてしまうこともありましたが
今はそれもなくなり頑張ってくれています
僕はRさんからいろいろなことを気付かせていただいています
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今回は自立訓練で行なった、防災の取り組みについて紹介します。
災害大国である日本では、毎年のように大規模な天災が起きており、いつ自身が被災するかわからない時代になっています。
自立訓練の利用者さん達にも、過去に起きた大規模な災害を知って頂き、災害が起きた際に、どのような備えが必要なのか?適切な避難方法は?など、具体的にイメージしやすいように職員が準備していた防災リュックの中身を見てもらい、実際に手に取り体験までしてもらいました。
参加した利用者さん達は、過去の災害映像を真剣に観ながら、その当時のエピソード等を振り返って話されていました。
放課後等デイサービスの職員の方とお話をする中で、通っている中学生や高校生が将来の進路としてたくさんの選択肢があることを知ることが大切だと感じ、レジスタ体験会を実施しました。当日は中学生が参加していただき、学生と社会人の違いについてお話をさせて頂いたり、サービス業と製造業それぞれのお仕事体験をしていただきました。仕事への集中力や挨拶など参加者がしっかり出来ていた部分もたくさんお伝えしました。将来どんな選択肢があるかを知り、自分でしっかり選んでいけるよう、今回の経験が一助になればと思います。