レジスタの自立訓練では人間力の向上を目的に様々な取り組みを行っています。今日は生活力の取り組みで行った調理練習の内容を紹介します。
調理実習はよく耳にする方も多いかと思いますが、この調理練習は調理器具の使い方や計量の仕方等、調理の基礎に関する練習を行うことを目的にしています。
この日は、包丁の使い方について利用者さんと一緒に確認しました。
何度も反復練習が出来るように思い付いたのが、小麦粉!!
小麦粉を水で溶かして、粘土のような状態になった小麦粉を野菜に見立てて包丁の持ち方や切り方等の練習を行いました。
これなら野菜を無駄にすることなく何度も反復練習をすることが出来ます。料理は自立する時に必ず必要になる力なので、こういった練習を通して料理の楽しさを感じてもらいながら取り組みを続けていきます。
この日は予定を変更して、午後から自立訓練、就労移行の利用者さん達と花園ラグビー場の広場を使って、マラソンの取り組みを行いました。
コロナ禍の状況もあって運動不足になりがちな方々が多かったので、ジョギングやウォーキングでしっかりと体を動かしてもらいました。
久しぶりに外でしっかりと汗をかいて運動したことで、終わった時にはみなさんすっきりとした表情で「またやりたいですね」「もっと体力つけないと」と、感想を言ってくれました。
ちなみに翌日筋肉痛の方達が沢山いてましたが、切り換えて外部のお仕事を頑張ってくれていました。
8月末に出来上がったレジスタのホームページを利用者さんと一緒にプロジェクターに映し出し、上映会を行ないました。
ホームページは、文章・写真・イラストは職員で、写真のモデルは利用者さんにお願いし、出来る限り手作りをしました。
職員からホームページの中身の説明やイラストやデザイン等のこだわったポイントを説明することで改めてレジスタの魅力を利用者さん達と確認することが出来ました。
利用者さんの中には、ホームページで使われている写真を見て、「これは僕ですね!」と嬉しそうに話してくれる方もいらっしゃいました。
今後もレジスタの魅力を色んな方々に広めていけるよう、情報をアップしていきますのでお楽しみに!
レジスタでは今年度初めての取り組みとして、利用者さんの保護者の方に向けて保護者ミーティングを行いました。
目的としては、レジスタで行なっている支援内容や日々訓練されている利用者さん達の様子をお伝えし、より保護者の方々とも交流を図れればとの思いで企画し、実施いたしました。
当日は悪天候の中、2名の保護者様に参加して頂き、本人さん達の様子やどういった就職先があるか等、様々なテーマで意見交換することができ、非常に有意義な時間となりました。
保護者様からの感想としても、「こういった機会はありがたい」「今後も参加したい」等のお話を直接頂き、今後も更に取り組みを深めていければと思います。
レジスタでは、利用者のみなさまが将来に向けたステップをふめるよう、様々なプログラムに取り組んでいます。
コロナ禍のため外出など行動の制限はありますが、感染対策をした別の方法で取り組めるよう試行錯誤しながら進めています。自立訓練、就労移行、就労定着と、様々な事業が皆さまのお役に立てるよう職員一同がんばります!
これからブログを通して、どんどん活動の様子を紹介していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。