今回は自立訓練の取り組みの中でも、人気の高い「さいころの旅」について紹介させていただきます。
一人で交通機関を利用するのが難しい方や余暇の過ごし方で悩んでいる方に、楽しく学んでいただきたいと思いついた取り組みとして、定着しています。
ルールは簡単。サイコロの目ごとに駅を設定し、さいころをふって出た目の駅にみんなで向かいます。今回はいくつかある目的の中で桃谷駅が出たので、乗り換え方法や時間などを調べ、出発。駅では切符の買い方や乗り換え方法を、利用者さん中心に考えて行動してもらいます。
桃谷に到着後はコリアンタウンまでみんなで地図を見ながら歩き、興味のあるお店を見学したりし、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
今回はコロナの緊急事態宣言が解除された以降に行った、自立訓練の取り組みを紹介します。
コロナ禍になるまでは、毎年恒例だったBBQでしたが去年は中止となっていた為、久しぶりの実施となりました。職員、利用者さん共に感染対策をしっかりと行い、場所もレジスタの屋上を利用しました。
買い出しから調理も含めて、利用者さんが中心で行ない、準備を済ませみんなで屋上へ!
秋空の気持ち良い気候の中で行うBBQは、普段食べている食材でも格別の美味しさに変わり、利用者さん同士も自然と笑顔で楽しむ様子が見られていました。
コロナ禍で色んな制限が続く状況ではありますが、その中でも楽しむ力を身に付けていきたいと思います。
高校を卒業した方々は、訓練で将来の進路を決めるためにいろいろな経験や視野を広げていきます。
そのための取り組みで、レジスタの訓練を通して就職した先輩が働く会社を見学しました。
OBの会社をいくつかピックアップし、それぞれの会社について調べたあと、興味を持った会社に行きます。
今回は食品工場とネジ関係の工場の2社に行きました。
スーツの着方の確認をして出発します。
食品工場の見学では、会社の方から働くため大切なことを一つ一つわかりやすく伝えていただき、利用者のみなさんも、日々の訓練への納得につながった様子でした。
ネジ関係の工場では、レジスタのOBも働く中で会社内の商品や保管箇所が頭に入るにつれ、任されている仕事の幅がどんどん増えています。会社の方に頼りにされているOBの姿に、みなさん刺激をもらった様子でした!
見学後は、感想文を書いて会社に送ったり、自分は実際どんな会社で働いてみたいかをもう一度考えてみたりと次につながっている様子でした。
レジスタの自立訓練では人間力の向上を目的に様々な取り組みを行っています。今日は生活力の取り組みで行った調理練習の内容を紹介します。
調理実習はよく耳にする方も多いかと思いますが、この調理練習は調理器具の使い方や計量の仕方等、調理の基礎に関する練習を行うことを目的にしています。
この日は、包丁の使い方について利用者さんと一緒に確認しました。
何度も反復練習が出来るように思い付いたのが、小麦粉!!
小麦粉を水で溶かして、粘土のような状態になった小麦粉を野菜に見立てて包丁の持ち方や切り方等の練習を行いました。
これなら野菜を無駄にすることなく何度も反復練習をすることが出来ます。料理は自立する時に必ず必要になる力なので、こういった練習を通して料理の楽しさを感じてもらいながら取り組みを続けていきます。