令和4年度の自立訓練のサイコロの旅は、今までの「ワクワク感を持ってサイコロを振り、出た目の行き先に行き、世界を広げていく」という余暇の楽しみ方の学びから、交通機関の利用方法を学び、行きたいところへ行くことができる余暇力と自信をつける取り組みにシフトチェンジし、行っています。9月からは、「OBの勤務先まで行ってみよう!」がテーマです。今回も「待ち合わせ」のミッションをクリア目指して楽しみました。
令和4年10月1日土曜日、第4回保護者ミーティングを開催いたしました。
今回は、保護者の方々によるトークミーティング。14人の保護者の方々に参加いただき、1時間20分、3つのグループに分かれ、ご家族のこと、ご本人のこと、現在、過去、未来のこと、ゆっくりお話しいただきました。
話したことのない方もいる緊張の中、トークは始まりましたが、次第に同じ想いを共有されたのか、それぞれのグループに笑顔やうなづかれているご様子が見えました。
その後、レジスタの性教育「こころとからだ」の取組の主旨である「正しい性の知識と同意の重要性」についてのご説明とご家庭でのご協力のお願いをさせていただきました。
今回、提案させていただき、強く支持いただいたお父様同士のミーティングも近くお知らせいたします。お楽しみに!
毎月行う調理実習では、材料の買い出しという取り組みもあります。
利用者ひとりひとりが担当する商品を自分で選びます。
★ポイント★
①必要な量があるか
②いろいろある場合は値段の安い物を選ぶ
※量が少なくて安いより、量が多くて高い場合があること
③賞味期限は調理実習の日までもつか?
④果物・野菜は新鮮か?
この4つのポイントを意識しながら探します。どうしてもわからない時はスタッフに相談したり、店員に聞く練習も行います。最後に全員の商品の値段を足して予算内に収まっているか確認し、レジで支払いの練習も行います。
利用者さん達は、「これ、こんなに安いんだ!」とか、「いろいろありすぎて決めるの難しい!」など様々な声が聞こえてきます。
レジスタが取り組んでいる、地域の小学生との交流レポート№⑦です。
昨年度レジスタの見学に来て下さった、2年の生徒さん達が、地域のお世話になってる方々へお花をプレゼントする企画に、レジスタも招待して頂き、参加してきました。
当日はコロナの影響もあり、本来予定していた流れとは違いましたが、生徒さん達が一生懸命作成した、創作物と植木を頂いて帰りました。
毎日水やりを行ない、成長を見守っていければと思います。
去る8月、レジスタで長年温めてきた企画、「企業交流会」を実施しました。
交流会の目的は、定着支援で伺う企業様の様々な障害者雇用における困りごとに対して、福祉職員からの情報提供のみではなく、同じ立場の企業様同士での情報提供が有益で参考になるのでは?との思いからでした。2年ほど前から「社内における障害者雇用」というテーマでアンケートをしたり、個別で聞き取りを行うなど準備を進め、企業様の協力も得ながら企画を行いました。
当日は企業様が講師として話題提供をしていただいた後、グループに分かれて意見交換を行いました。7社から12名の方が参加してくださり、グループトークも所定の時間を30分ほどオーバーしてお話をされる様子もありました。参加した方からも、「本日共有できた課題や対応方法を次にこうして集まるときにどうなったかを報告しあえたら」などのご意見もいただき、こうしたつながりの場が必要とされていると感じました。このような活動が、障害がある人の働きやすい職場づくりの一助となれたらと思います。
自立訓練では利用者さんひとりひとりの誕生日会を行っています。誕生日会に向けて様々な準備をするのですが、その中の「ほめシート」は、メンバー1人1人が誕生日の方に書き、プレゼントします。お互いに日頃の感謝を伝えあい、信頼関係を作っていきます。
レジスタで行っている職場体験実習のご紹介です。
レジスタから就労したOBが働く企業様が、訓練のプログラムの一つである職場体験実習も受け入れていただいています。体験実習の目的は様々な会社での仕事を体験することで、会社の方から参加者の強みや練習ポイントを伝えてもらい、訓練の状況を確認することや自信を高めることや、自分が働きやすい仕事内容・環境を見つけること、などなど、たくさんあります!サービス業や製造業など様々な経験をすることで、徐々に自分を発見していくことができます!
職員間の研修の中から生まれた活動を紹介します。日々の中で職員が支援として適切ではない行動や発言をしてしまった時に、職員同士で気軽に声を掛け合えるよう、レジスタではある「あいことば」を決めています。自分では無意識に発言していることも、ほかの人は疑問を感じる言動や行動もあります。そのあいことばを伝えてもらうと自分の支援の気づきになります。
また、合わせて職員が互いに感謝や尊敬しているところを伝えあえるメッセージカードを投函するポストも設置しています。職員同士でよいところを伝えあえることで、とても励まされ元気をもらうことができます。
この取り組みでは、姿勢を意識出来る事・集中力を高めることに加え、
筆の持ち方、使い方を学んでもらいます。
今回は自分が好きな言葉・書いてみたい文字などを考えて書いてもらいました。
最初は水を使って練習できる紙に何度も練習できたことで、利用者さんの自信が
ついたようでのびのびと書くことができていました。
レジスタの就労移行の訓練の特徴として、外部に出て行う訓練が多くあることがあげられます。今回はマンションでの清掃業務について紹介します。
階段、踊場、廊下等の掃き掃除や拭き掃除を行なう、日常清掃と、5階~1階の廊下をポリッシャーという機械を使用して磨いていく定期清掃があります。
定期清掃では、利用者さん同士が声を掛け合いながら、業務の分担を行なっていくので、協調性を高めるうえでも、非常に大切な現場になっています。