就労移行の訓練の中で、ネジ袋入れ・計量というものがあります。
ネジの種類・袋の種類・個数・グラム数、それぞれ書かれた紙を、クジ引きの形式で
選び、選んだ内容をそれぞれ訓練シートに記入します。
この作業の目的は・・・
①計量器を使用し、数字の見方を練習する。
②決められた重さ、個数を間違えずに準備する。→セルフチェックの意識向上。
③袋の大きさに合わせた、手先の使い方を練習する。
利用者さんの中には、小数点が苦手な方がおられ、そういう方には、画像のような小数点が記載された補助用紙を使って練習する事があります。
不得意な事は、それを補う補助具を使って練習し、出来る事を増やしていけるように
訓練では工夫し取り入れています。